十二人塚

十二人塚

日本の海運や漁業は、明治期になるまでは主に木造の帆船や手漕ぎの船で、気象について十分な知識も乏しく遭難も頻繁に起こりました。

 虹ヶ浜の西の端、レストラン前の国道沿いの山側に、地元の有志の手で新しく立派に改修された『十二人塚』があります。もともとこの西側に古い墓石があり、筑前国遠賀郡(福岡県遠賀郡)と鞍手郡(中間市)の人たちが、元禄6年(1693)に海で遭難したと書かれていましたが、地元の言い伝えでは大分県の漁師12人が、姫島沖で遭難し漂着したとも言われています。また、一緒に付近の松林にあった無名の武士も、合わせて祀られています。

 元禄6年6月には、大暴風雨が襲い徳山沖では船の遭難が相次ぎ、多くの人が亡くなっています。この遭難との関連もあるのかも知れません。

 

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